ゆるり、接吻けが鎖骨を降って 瞼の奥ではその都度銀河が弾ける。 貴方は まるで尊い何かに祈るように 縋るように この躰を掻き抱いて、当然のように甘言を注ぎこむから 貴方が願う以上の幸福なんて此処にはなくてだから 名前を呼んで この手で触れて 受け入れて 夜に溺れる 「今夜は空も晴れたね」 夜の帳の落ちた窓を眺めて、 月の光を受け色素の薄い髪が 殊更金に近く、儚さを助長する。 不安で伸ばした指先に、体温が触れて安堵した。 世界の何が、俺たちを隔てたとしても この温もりは、渡さない。 |
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